どこの自治体でも処分に困る「金庫」。これはもちろん大きな金庫(耐火金庫)のお話で、小さい手提げ金庫はどこでもかんたんに処分できます。耐火金庫は、つくりが頑丈すぎるために自治体では処分できないことが多いのですが、都城市はどう対応しているのでしょうか。不用品の処分方法をよく知る専門業者が解説します。
都城市は金庫を回収している
都城市は耐火金庫を含む金庫をごみとして回収しています。ただし、通常の収集では簡易金庫(手提げ金庫)を「燃やせないごみ」として回収しているだけです。耐火金庫については市民からの搬入を受け入れています。つまり、耐火金庫を処分する場合は、基本的に自分でごみ処理施設に持ち込まなければなりません。
都城市で耐火金庫を処分する方法
都城市で耐火金庫の処分を希望する場合は、以下の方法で処分できます。状況に応じて選びましょう。
耐火金庫をごみ処理施設(最終処分場)に自己搬入
都城市は耐火金庫を「最終処分場」にて受け入れています。埋め立てごみと同じ扱いになるようです。当然のことながら、中身が空になっているか確認してから持ち込んでください。鍵のかかったままの金庫を持ち込むことはできません。
・一般廃棄物最終処分場
所在地:都城市上水流町1784番地1 電話:0896-36-3653
一般廃棄物最終処分場は、水曜日と日曜日の8時30分~12時と13時~16時30分にオープンしています。300kg以下の場合、処分にお金はかかりません。300kgを超えた場合、20kgまでごとに110円のお金がかかります。
都城市に収集を依頼することも可能だが…
耐火金庫の収集を都城市に依頼することも可能ですが、耐火金庫は非常に重いので、事前に環境業務課に相談してください。
都城市環境業務課 電話:0986-24-5560
不用品回収業者に耐火金庫の回収を依頼
不用品回収業者に回収を依頼して金庫を処分することも可能です。不用品回収業者はどんなに大きく重い金庫でも回収してくれます。設置場所によっては屋外に運ぶことも難しい金庫ですが、そんな金庫でも、必要であれば重機を駆使して外に運びだしてくれます。
耐火金庫といっしょに不用品を処分できる
不用品回収業者を利用する場合は、耐火金庫といっしょに家にある不用品を処分することが可能です。市のサービスを利用するときのように分別する必要がないからです。
収集日時の指定や即日の作業依頼も可能
不用品回収業者を利用する場合は、収集日時の指定や即日の作業を依頼することも可能です。
不用品の査定を依頼することも可能
不用品回収業者は中古品の販路を持っているので、再販売が可能な不用品なら売却できる可能性があります。こうした不用品があれば、作業料金との相殺により支出を抑えられます。
金庫の販売店など専門業者に回収を依頼
金庫の販売店など、金庫を専門とする業者に回収を依頼することも可能です。専門業者は鍵開けなどの特別な作業にも対応できるので、「開けられない」などのトラブルを抱えている場合に利用するといいでしょう。
金庫の処分にかかる費用は?
金庫の処分費用は状況次第で大きく異なります。小さめの耐火金庫で鍵開け等の作業を必要としない場合、数千円から1万円程度が目安になるでしょう。大きな耐火金庫だと数万円かかることもあるようです。特殊な作業が必要な場合はその限りではありません。
重い耐火金庫を自分で運べば安く済むけれども無理がある
都城市では、市民が自力で耐火金庫を最終処分場に搬入すれば、300kg以下ならお金はかかりません。しかし、ときには100kg近くある耐火金庫を一般の市民が運べるのでしょうか?この重さになると積み下ろしをするだけでもかなりたいへんです。力持ちの人を何人か確保できるのなら可能かもしれませんが、現実的ではありません。
小さめのものを除き、耐火金庫を処分する場合は、不用品回収業者や金庫を専門にしている業者を利用することをおすすめします。
まとめ
都城市では、手提げ金庫を「燃やせないごみ」の日に、そして耐火金庫を最終処分場に搬入することで処分できます。ただし、耐火金庫については小さめのものを除き、不用品回収業者や金庫専門の業者を利用したほうがいいでしょう。
「宮崎えびすサポート」は、都城市で耐火金庫を処分するお手伝いをしています。お困りの方はぜひご相談ください。迅速に対応させていただきます。