ダンボールは「リサイクルの優等生」と言われるくらいに優れた、今、そしてこれからの時代に相応しい資源です。日本の自治体もダンボールのリサイクルに力を入れているので、自治体により収集方法は異なるものの、住民が処分に困るようなことはありません。
この記事では都城市におけるダンボールの処分方法を紹介しています。市民の皆様はぜひ参考にしてください。
都城市で収集されたダンボールはリサイクルされる
日本では、収集されたダンボールの9割以上がリサイクルされているそうです。これは業界や企業、一般の人たち、すべてが協力しているからこそ成立することです。
コロナ禍によりダンボールは、一般の人たちにとって以前よりも身近になりました。皆様の家でもダンボールを処分する枚数が格段に増えたのではないでしょうか。
ちなみに収集されたダンボールは、またダンボールになることをご存じですか?これがダンボールの優れたところです。収集されたダンボールは、製紙工場にて「ダンボールの素」とも言える「ダンボール原紙」に加工されます。その後、また箱として加工されたダンボールは、くり返しリサイクルされながら、長きにわたり利用されつづけます。
都城市でダンボールを処分する方法
都城市民の皆様は、市と民間業者のサービスを利用してダンボールを処分することが可能です。
ダンボールを「資源ごみ」として処分
都城市では、ダンボールは「資源ごみ」のなかの「紙類」に分類されています。資源ごみの収集日は月に2回です。
ただし、収集日と収集場所はお住まいの自治会(自治公民館)により異なる場合があるので各自治会に確認してください。通常、収集場所は自治公民館です。
ダンボールを処分する場合は、紙ひも等を使い、ダンボールだけで束ねてください。ほかの古紙類をいっしょに束ねないようにしましょう。
リサイクルプラザにダンボールを持ち込むことも可能
自家用車をお持ちの方は、ダンボールを都城市のリサイクルプラザに持ち込んで処分することも可能です。300kg以下であれば無料で処分できます。
・リサイクルプラザ
所在地:都城市下水流町4028番地11 電話:0986-36-3900
日曜日から金曜日の8時30分から12時と13時から16時30分に持ち込みが可能です。
不用品回収業者のサービスでダンボールを処分
都城市の資源ごみとしてダンボールを処分する場合、一度に多数のダンボールを出すわけにはいきません。処分するダンボールの枚数が多い場合やほかにも処分する不用品(家具や家電などなんでもOK)がある場合は、不用品回収業者を利用することをおすすめします。
不用品をいっしょに処分すると節約できる
不用品回収業者を利用する場合、資源ごみとして処分するときとは異なりお金がかかります。しかし、家にある不用品を同時に処分することで処分費用を節約することが可能です。その理由は不用品回収業者の料金体系にあります。
不用品回収業者は、多くの場合、物量に応じて定額でサービスを行う「パック料金」を提供しています。たとえば、「軽トラック1台1万円」。これは軽トラックの積載量ぎりぎりまで積んで1万円という意味です。ダンボールのようなかさが張るものといっしょに不用品を処分すれば、容易にパック料金を利用できるので、処分費用を節約できます。
利用者が多くのメリットを得られるサービス
不用品回収業者は、そのほかにも利用者がメリットを得られるサービスを提供しています。
まず、収集日時を指定できること。朝でも夜でも休みの日でも利用できるので、忙しい人にはとくにおすすめです。
つづいて、不用品回収業者は即日の収集にも対応できること。実家の片付けなどで滞在時間が限られる方でも利用することが可能です。
さらに不用品回収業者は不用品の買取にも対応可能です。
利用者は、ダンボールといっしょに処分する不用品を売却できれば、さらに処分にかかるお金を節約できます。
古紙回収業者
ダンボールを含む古紙を回収している業者があります。古紙回収業者は通常、個人宅からダンボールを回収することはありません。しかし、都城市にはリサイクルボックスを設置してダンボールを無料で回収している業者があります。ただ、設置場所は少ないため、利用できる人も限られます。
引っ越し社に引き取ってもらう
引っ越しのとき限定の方法です。利用した引っ越し社がダンボールの回収に対応していることが条件です。回収サービスをおこなっていない引っ越し社もあります。
まとめ
ダンボールはリサイクル可能な資源です。ルールを守って確実にリサイクルしましょう。
都城市では、市のサービス(月2回、おもに自治公民館からの収集)と民間業者のサービスを利用してダンボールをリサイクルすることが可能です。
「宮崎えびすサポート」は、都城市で不要なダンボールを回収しています。処分にお困りの方は、ぜひ利用を考えてみてください。