テーブルにベッドフレームに本棚、洋服ダンス…このような大型家具をごみとして処分するのはたいへんですよね?大型家具が不要になった場合、皆様はどうやって処分しますか?おそらく、多くの方が「粗大ごみ」と答えると思いますが、実は都城市にお住まいの方には、粗大ごみよりも楽に大型家具を処分する方法があります。
都城市における大型家具の分別区分
都城市は、市の指定ごみ袋に入らないサイズのごみを「粗大ごみ」に分類しています。そのため、大型家具は一目瞭然で粗大ごみに分類されます。
都城市はさらに、粗大ごみを「燃やせる粗大ごみ」「燃やせない粗大ごみ」、そして「埋め立て粗大ごみ」に分類しています。
都城市で大型家具を処分する方法
都城市は粗大ごみの戸別収集をおこなっているものの、利用は特別な事情がある場合に限定されます。基本はごみ処理場への持ち込み処分で、持ち込みが難しい場合は不用品回収業者を利用することになります。
大型家具をごみ処理場に持ち込んで処分
都城市で大型家具をごみ処理場に持ち込む場合は、材質別に、異なるごみ処理場に持ち込むことになります。
燃やせる粗大ごみに該当する大型家具
木を中心に燃やせる素材で作られている大型家具は「都城市クリーンセンター」に持ち込んで処分します。搬入前に電話をして、可否を確認してから持ち込んでください。
・都城市クリーンセンター
住所:都城市山田町山田7599番地5 電話:0986-45-6677
金具などの燃やせない素材は取り除いてから搬入します。
燃やせない粗大ごみに該当する大型家具
金属を中心とする燃やせない素材でできた大型家具は「都城市リサイクルプラザ」に搬入して処分します。やはり可否を確認してから搬入してください。
・都城市リサイクルプラザ
住所:都城市下水流町4028番地11 電話:0986-36-3900
埋め立て粗大ごみに該当する大型家具
全体がガラスや鏡でできた家具は埋め立て粗大ごみに該当します。埋め立て粗大ごみを処分する場合は「都城市一般廃棄物最終処分場」に搬入します。可否を電話で確認してから搬入してください。
・都城市一般廃棄物最終処分場
住所:都城市上水流町1784番地1 電話:0986-36-3653
大型家具を不用品回収業者に依頼して処分
都城市で大型家具を処分する場合、多くの市民の皆様にベストだと考えられるのが、不用品回収業者に依頼する方法です。
大きくて重い大型家具を自力で処分するのは非現実的
都城市は粗大ごみをごみ処理施設に搬入するよう市民に求めていますが、実際に大型家具を市民自らが搬入するとなると、それはあまり現実的ではありません。
考えてもみてください。大型家具もブックシェルフやベッドフレームなどになると、100kgを超えるようなものも存在します。これを一般の方が自家用車に積んで搬入できるでしょうか?その前に、このような大型家具を積める車を持っている方はかなりの少数派なはず。レンタカーを借りて、友だちや家族に手伝ってもらうにしても自力で大型家具を積み下ろしすることは、やはり非現実的です。
不用品回収業者を利用すれば、作業をするのは業者のスタッフですから、楽に大型家具を処分できます。
不用品回収業者を利用することで得られるメリット
不用品回収業者を利用することで得られるメリットは数多くあります。何点か挙げてみましょう。
・大型家具以外の不用品をいっしょに処分できる
不用品回収業者を利用する場合は分別しなくてもいいので、さまざまな不用品をいっしょに処分できます。ごみ処理場に持ち込む際は、同じ分別区分に属する不用品でないといっしょに処分できません。
・不用品を買い取ってもらえる可能性がある
不用品回収業者はセカンドハンドの市場で需要の多い不用品を買い取ってくれます。不用品を買い取ってもらえれば、ユーザーは処分にかかるお金を節約できます。
・希望の日時を指定して収集を依頼できる
不用品回収業者を利用する場合は、ユーザーが好きな時間を指定して収集を依頼できます。このような利用しやすさはフレキシブルな不用品回収業者ならではのこと。夜でも祝日でも、いつでも好きな日時を指定できます。
都城市に収集を依頼(特別な事情がある場合)
都城市は、特別な事情がある場合にのみ、粗大ごみに該当するごみを各世帯に赴いて収集しています。詳しくは都城市の環境業務課に相談してください。
大型家具を売却処分することは可能?
持続可能な社会づくりが注目されるなか、リユースやリサイクルへの関心がかつてないほどに高まっています。各自治体もごみの減量を目指し、粗大ごみのリユースを住民に求めています。
業者に買い取ってもらえたとしても二束三文
そこで考えたいのが大型家具のリユースですが、これがそうかんたんではありません。国内外のブランド家具であれば値が付けられる可能性が高いのですが、量販店の家具はもともとの値段が安いので、値が付けられたとしても二束三文です。
個人売買は配送が課題
アプリを利用して個人相手に売却する処分方法もあります。どんな家具でも出品できますし、気に入ってくれる人がいればある程度の値段で売却できます。ただし、問題は配送です。大型家具は宅配便の枠に収まらず、「家財」として別料金で送らなければならないことが多いからです。
ジモティーで譲渡する方法もある
地方限定の掲示板サイト「ジモティー」は、大型家具の譲渡相手を見つけやすいサイトです。地域限定サイトで「引取限定」などの条件を付けやすいからです。
まとめ
都城市で大型家具を処分する場合、そのサイズや重量を考えると不用品回収業者の利用がおすすめです。ごみ処理施設に自分で搬入するのは、車を用意したり自分で運んだりする必要があることを考えるとおすすめできません。
「宮崎えびすサポート」は、都城市を含む宮崎県内全域で片付けに関するサービスを提供しています。大型家具を含む不用品の処分にお困りの方は、ぜひご相談ください。